全3回に渡りシリーズでお伝えしている繁忙期の空室対策。今回は最終回として「快適な住環境設備偏」としてご紹介していきます。
▼侵入者の抑制に役立つ防犯カメラや照明設備
犯罪の早期解決にもつながるなど防犯カメラの役割は、施設内に限らず地域犯罪の解決にも貢献できるものになっています。
賃貸物件においては、さまざまな場所に設置されているという意識が、侵入者の抑制につながることが期待されるため、入居者へのアピールポイントになります。
特に、繁忙期にあたる冬から春先は、日照時間が短く夕方は早い時間帯から薄暗くなってしまいます。建物周囲が暗い印象にならないように、エントランスの街灯設備もチェックしておきたいところです。
▼冷暖房設備の整備
冷暖房設備は、物件選びで重視されるポイントです。多くの物件では、エアコンなどの冷暖房設備を備えていますが、メインの部屋のみに対応しているところも多いのではないでしょう。
複数の部屋がある場合は、部屋毎に備えておくと設備の充実度が高まります。特に、寝室にエアコンが欲しいと考える人が多く、居室+寝室に設置されているとポイントが上がります。
また、最近は省電力型のエアコンや空気清浄機能を備えたエアコンが多く登場しており、差別化の観点からも機種のグレードアップが成約につながりやすくなります。
▼洗面台や玄関収納の入れ替えなどプチリフォームも注目
洗面台や玄関収納の入れ替えなど、リフォーム費用を抑えながらも、物件の好感度を高めてくれるプチリフォームもおすすめです。内装を壊すことなく新調できるため、短期間で対応できる点もポイントです。
洗面台はシンクが大きく、シャワー水栓対応が人気があり、扉を内装色とコーディネートするとデザイン的な魅力が生まれます。
また、既存の玄関収納では収納力が不足してる物件なら、思い切って高さのある玄関収納に入れ替えるのも方法の一つです。
細かな部分ですが、物件を検討している方は、同等の物件を見て、どこが良くてどこがマイナス点なのかを良くチェックしています。
ちょっとした気配りで決めて頂ける可能性がありますので、プチリフォームもぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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