不動産情報サービスのアットホーム株式会社(東京都大田区、at home)は、2021年1月以降に賃貸居住用物件を探しているお客さまのニーズを集計した『不動産のプロが選ぶ!「2021年上半期 問合せが多かった条件・設備」ランキング』を発表しました。
▼問合せが多かった条件・設備
▽条件編
新型コロナの出口が見えない中、その影響がより大きくなっています。実際の声として、「コロナにより収入が減ったため、現在の住まいより家賃の低い物件を探している」「コロナ禍でテレワークの環境を整えたい」「在宅時間が長くなったため、家賃を増額してでも気にいったお部屋に住みたい」といった声が上がっています。
▽設備編
設備においても、在宅時間の増加やテレワークのニーズを反映したものになっています。実際の声は、「オンライン授業やテレワークが増え、インターネットが無料で即時利用可能な物件を探している」「オンラインでの買い物が多いため、宅配ボックスがあると助かる」などがあがっています。
現場では、需要が二極化していると感じます。コロナで大きく収入を落とした人たちと、ほとんど収入に影響のない人たちです。前者は家賃や初期費用の低い物件を求め、後者は広く設備が充実した物件を求めています。部分デフレと言っても良いのかもしれませんが、ニーズに合わせ
た物件づくりがより必要になってきているといえるでしょう。
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