物件を宣伝する方法として、不動産ポータルサイトなどに室内写真の掲載を活用される場合は多いと思いますが、最近は、パノラマやVR(バーチャルリアリティ)、動画などで物件紹介を行うケースが増えています。
新型コロナ以前は、インターネットで物件検索を行った後、現地で物件の内見をしてから申込という流れが一般的でした。
しかし、新型コロナによって外出自粛などの影響があり、物件の良し悪しをWeb上で判断し、内見をオンラインで行い、申込を決める人が増えてきています。
そこで写真と共に活用されているのがVRや動画などです。
今回は、VRなどの新たな物件紹介の方法や具体的な商品機能などについてご紹介していきましょう。
▼物件紹介「静」から「動」へ
物件を紹介する手段としては、「静」としての写真を使うのが一般的です。数ある物件の中から、興味を持ってもらうためには、部屋の内部を一通り把握できるようにたくさんの写真を掲載することが良いでしょう。
加えて、「動」としてパノラマやVRなどを載せることは、自分で操作しながら室内を見まわせるため、物件をイメージしやすくし、競合物件との差別化も図れ、効果的です。
▼360度パノラマの効果
パノラマやVRは、写真だけでは見ることが出来なかった部屋の隅々までしっかりと確認できることが大きなメリットです。
上下左右、自分で見たい場所を自由に動かすことができるため、写真よりも非常に細かな部分までリアルに体験することができます。
パノラマやVRによって、部屋の動線がわかりやすくなることや、コンセント・スイッチの配置なども確認できるため、入居後の家具配置のイメージもしやすくなります。
遠方から物件を検討している方には、非常に便利なツールであるため、物件の内見に変わる手法として、今後もますます増えていくものと考えられます。
▼誰でも手軽に撮影可能
では、パノラマ画像はどのように撮影されるのでしょうか。最近のパノラマカメラは非常に小型になっており、小さいものなら片手に納まるサイズです。手に持たせた状態でも撮影できますが、物件だけを撮影するためには、三脚スタンドを使います。
操作は撮影したい部屋の中央に設置して撮影を開始するだけです。
物件をかわりやすく効果的にアピールする方法として検討してみてはいかがでしょうか。
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