【空室対策】入居促進と退去低減の対策を！【設備編】

　繁忙期は新たにお部屋を借りたい方が増えますが、逆に退去する方も増えるリスクがあります。

　設備をリニューアルする際、新規入居者・既存入居者、両方のニーズを知っておく必

要があります。

■入居促進に効く設備

出所：㈱リクルート「賃貸契約者動向調査全国版）2017年5月）」

　エアコン・独立洗面台・ＴＶモニター付インターホンは常に人気の設備です。特に、エアコンはほとんどの物件で標準装備されている今や当たり前の設備です。

また、４位の都市ガスに見られるように、プロパンガスから都市ガスへの切り替えや、電力自由化等をふまえ、水光熱費を削減したいという要望が増えてきています。省エネや節約志向のニーズが高まっていることが背景にあるものと考えられます。

■退去を抑える人気設備

出所：㈱リクルート「賃貸契約者動向調査全国版）2017年5月）」

　１位の24時間ゴミ出しや２位・３位の無料インターネット・ＷＩ・ＦＩ等、お部屋を探している時には気にしていなかったものの、実際に入居してみて良さを感じた設備が、今後は人気の設備となっていくと思われます。

　１２月になり、いよいよ繁忙期まであと１か月となりました。まだ間に合います。あらためて設備導入の検討をしてみてはいかがでしょうか。