日本人の人口は1億2,029万人余 過去最大の減少
- サイワハウジング
- 3 日前
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総務省は2024年10月1日時点における日本の人口推計を発表しました。総人口は1億2380万2000人、その内、日本人の人口は1億2029万6000人でした。
▼総人口減少、日本人人口は減少幅拡大

外国人を含む日本の総人口は前年比で▲55万人、率にして0.44%減り、14年連続の減少となりました。日本人の人口は前年比で▲0.74%となる89万8000人の減少で、13年連続で減少幅が拡大しています。
日本の総人口は1967年に初めて1億人を突破し、ピークとなる2008年には1億2808万4000人を記録しました。その後2010年に一時的に増加したものの、2011年以降14年連続で減少しています。
▼激化する少子高齢化
団塊の世代がすべて75歳以上となったことを背景に、総人口における75歳以上の人口は前年比70万人増の2077万7000人、総人口に対する割合は過去最高の16.8%でした。65歳以上は1万7000人増加し、 3624万3000人で、総人口に占める割合は29.3%と過去最高となりました。
また、15歳未満は34万3000人減少し1383万人となり、全体の11.2%で過去最低となり、15~64歳の人口は22万4000人減の7372万8000人で全体の59.6%となっています。
▼人口増加は東京都と埼玉県

47都道府県のうち、人口が増加したのは東京都と埼玉県のみで、34の道府県では前年よりも減少率が拡大しています。
東京都の人口増加率は前年比+0.66%の9万2000人増加し、1417万8000人となりました。埼玉県は、前年よりも+0.01%の1000人増加し、733万2000人となりました。埼玉県は4年ぶりの増加です。
埼玉県と同様に東京都のベッドタウンである千葉県は前年比▲0.08%の625万1000人でした。千葉県は転入者数から転出者数を引いて算出する「社会増」は、埼玉県に続き千葉県が全国3位であるものの、埼玉県の方が都心への通勤圏となる範囲が広い点や都心への鉄道網が充実している点で差がついたと考えられます。
都心の不動産価格が高騰する中、埼玉県により多くの人が流れる傾向はこれからも続くでしょう。
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