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1都3県で見る求められる住宅設備の違い

 人気の住宅設備に関しては、全国的な調査を元に何度かお伝えしていますが、首都圏に限定した場合、また違った特徴が見えてきています。

 そこで今回は、1都3県で見る、ニーズの高い住宅設備にスポットを当て、物件探しの際に多く検索されている設備のキーワードを「東京都」「神奈川県」「埼玉・千葉県」を中心にご紹介します。


▼東京都はコロナ禍を経てセキュリティ重視の傾向に

 はじめは東京の検索キーワードです。コロナ禍では、在宅時間が増えたことから、ペット可の物件や追い炊き付き、二口コンロなど快適な居住空間へのニーズが多い印象でした。

 一方、アフターコロナの現在は、セキュリティ重視の傾向に変化しています。検索上位にランクインしたのは、バス・トイレ別のほか、2階以上、室内洗濯機置場、オートロックなどです。外出機会も増え、不在が多くなったことが要因の一つと考えられます。

 また、初期費用を抑える目的から敷金・礼金なしの物件も人気です。


▼神奈川県は敷金・礼金なしや駐車場ありを重視

 神奈川県は東京と似た傾向はあるものの、敷金・礼金なしの物件や駐車場ありの物件をより重視する傾向があります。初期費用を抑えたいユーザーが多い印象です。


▼埼玉県・千葉県はペット相談可が人気の傾向

 埼玉県・千葉県はセキュリティ設備のニーズが都内と比べて低かった事が特徴的でした。オートロックなどの設備検索は都内比で約半分ですが、ペット相談可の物件検索が多い結果となっています。埼玉県・千葉県に物件を所有する大家さんは、ペット飼育について検討しみてもよいでしょう。

参考:LIFULL HOME‘S「1都3県で見る、求められる住宅設備の違い」2023.6

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