現地に直接行かなくとも、オンラインで映像を確認しながら内見する「オンライン内見」が広まりつつあります。サービスとしては知っていても、「インターネットにあまり詳しくない」「需要が少ないのでは?」と取り組みを控えている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、オンライン内見の概要や、オンラインで進める際の効果的な活用法などについてご紹介していきます。
▼オンライン内見とは
オンライン内見とは、物件を検討している方に対して、オンライン上で映像を見ながら物件を見学できるようにしたサービスです。
物件情報に「動画」として撮影したものが掲載されていることがありますが、オンライン内見は、「リアルタイム」で物件を確認しながらビデオ通話できる点がポイントです。
遠方の物件探しが必要な方や、内見の時間が確保できない方などはもちろん、感染防止対策のために、外出を控えている方にも便利なサービスです。
▼オンライン内見は第一印象が大切
オンライン内見の最大の特徴は、リアルタイムに映像を見てもらえることです。現地に滞在するスタッフに、見たい部屋や設備を指定したり、窓の外の景観や音を感じたりすることが可能です。しかし、その場に居ないことでお部屋の雰囲気や質感を、詳細な部分までストレートに伝えることが難しい面があります。
第一印象で「この部屋が気に入った」と感じてもらうためには、水回り設備をリニューアルして清潔感を印象づけたり、アクセントクロスで個性的な雰囲気を表現したりして、良いイメージを持ってもらうことが大切です。
エントランスやエレベーター、階段、ゴミ置き場などの共有スペースを清潔にしておくことも忘れずに実行したいですね。
▼ステージングで記憶に残るお部屋に
オンライン内見を効果的にする方法のひとつに、「ステージング」があります。
ステージングはテーブルセットやソファなど家具・家電などインテリアを実際に暮らしているかの
ように配置することです。
入居者がWebで目にしている多くの物件情報は、空室になった家具のないガランとした部屋です。ともすると、どれも似たような部屋に見えて、何らかの特徴がなければ、内見したとしても強く印象に残らない可能性があります。
ステージングを行うことで、暮らし方のイメージが湧き、記憶に残るお部屋となることが期待できます。
オンライン内見は今後も緩やかに利用は広がるとされていますので、見栄えの良い物件づくりに組んでみてはいかがでしょうか。
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