慌ただしい繁忙期が落ち着いてからが、本格的に空室対策に取り組む時期です。コロナの影響で引越し時期が延期されているケースもありますので、先を見据えた対応で入居率のアップを図りたいところです。
今回は、空室対策の参考にしていただくためアットホーム株式会社が行ったアンケートを元に「Withコロナ時代に人気が上昇した条件や設備ランキング」をご紹介していきます。
▼Before→Withコロナで変わった人気条件・設備
2020年4月以前のBeforeコロナと、それ以降のWithコロナともに「無料インターネット環境」は同じ1位となっています。ネットサーフィンやオンラインゲームなど、もともと必要性の高い設備として人気がありました。
興味深いのは2位以降です。Withコロナでは、2位が「通信続度の速いインターネット環境」、3位が「ワークスペースを確保できる間取り」となっており、上位にランクインした項目はテレワークやオンライン授業の普及が大きく影響していることがうかがえます。
インタネット環境では、オンライン通信に支障が少ない「通信速度の速さ」も求められています。実際、通信速度に関しての問い合わせが増えている傾向があります。
▼ワークスペースの確保は物件選びのポイントに
Withコロナ時代の物件選びは、ワークスペースが確保できる間取り・広さがポイントであると考えられます。テレワークやオンライン授業をするためのデスクやチェアが部屋のレイアウトに取り入れられるかどうかは、物件を検討する際に重視されるでしょう。
一人暮らしといえば、以前はワンルームや1Kが人気でしたが、Withコロナでは1LDKや2K、2DKの部屋を探す人も増えています。ライバル物件と差別化をするには、デスク・チェアなどを配置したモデルルームを内見してもらうのが効果的でしょう。
オンライン内見でも家具配置がわかりやすい環境で、Withコロナでの空室対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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