2022年は新型コロナの影響を受けつつも、大きな行動制限などもなくウィズコロナとして過ごした1年でした。
リモートワークから、徐々に対面が増えているとはいえ、完全に新型コロナ以前の日常に戻ることは難しいでしょう。そのため、学生や社会人は今後もインターネット環境に対する需要が続きます。これから繁忙期に向かう前に、改めて物件探しの方がどのような設備を求めているか確認しておきましょう。
▼この設備がなければ決まらないランキング
全国賃貸住宅新聞社の調査によると、ランキングのTOP6までは表のようになっています。
単身者もファミリー層も、在宅時間が増えていることから、室内洗濯置き場や追い炊き機能、温水洗浄便座など水回りへの充実度に関心を寄せていることがわかります。また、インターネット無料は当然のように上位にランキングしており、物件の決め手のひとつになっています。
▼設備の充実度が求められている
ご紹介していないランキング下位で興味深かったのは、「備え付け照明」や「ガスコンロ」です。照明は単身物件では7位にランクイン。ガスコンロはファミリー物件で8位、単身物件で10位という結果でした。
独立洗面台などわかりやすい大物設備に加えて小さな設備機器が備わることで、入居者が初期費用を抑えられる意識があると想定されます。
▼インターネット環境は必須条件に
学生、社会人とリモートワークは今後も無くなることはないでしょう。
短期間で新生活をはじめる人たちにとって、引っ越し後にすぐインターネットが使えるかどうか
は、重要なポイントです。自分でネットを導入する場合、繁忙期だと1カ月先になる可能性があるため、インターネットがすぐに使える物件は繁忙期は特に重宝されます。
必要設備が導入できていない物件は、コストパフォーマンスの観点から優先順位をつけることも検討しておきましょう。
なお、住宅設備の納期はまだまだ不安定さがあります。募集時期に間に合わないということにならないよう、事前に納期確認をしておくことをおすすめします。
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