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繁忙期に向けた空室対策の備え② 「水周り設備・内装デザイン・外装改修偏」

 繁忙期に備えての空室対策として前回からの続きです。今回は「水周り設備・内装デデザイン・外装改修偏」としてご紹介します。


▼水周りは機能性とデザインの両立

 物件探しをする上で注目されるのが、「間取り」と「設備」です。特にバスルームやキッチン、洗面所、トイレなどの水周り設備は内覧のときに必ずチェックされる部分です。

定期的に数年単位でリニューアルできるのが理想的ですが、設備の劣化はそれぞれ違うため、個別に対応することも多いですが、リニューアルが手軽で見た目にも新しさをアピールできるのは、洗面所とトイレです。

 化粧洗面台をデザイン性のあるものに変える、収納がたくさんあるものに変えるなど、ユニットバスを変えなくても清潔で機能的な水周りを印象付けることに効果的です。また、トイレは暖房付き洗浄便座に変えることで設備面での好感度は高くなります。


▼内装にアクセントカラーを!

 内装壁の一部に模様の入ったクロスやアクセントカラーのクロスを取り入れることで、お洒落な空間を作り出すことができます。

 これまでは、内装は全部屋でほぼ同じホワイト系のクロス壁を採用することが多かったと思いますが、寝室の一部の壁やリビングの一部の壁を変えるだけで、部屋の印象はガラリと変わります。アクセントカラーを取り入れる時は、好みが強く出過ぎないように、茶系や紺系、グレーなど落ち着いたカラーがすすめです。


▼外観の改修でイメージを変える

 外装特に外壁は、年月が経てば自然に劣化していきます。特に、雨垂れのあとや鳥の糞尿などをそのままにしておくと、築年数よりも古い印象を与えてしまうことがあります。

 日ごろから清潔にしておくことはもちろんですが、外壁の塗り直しや洗浄で、見た目にもきれいな外壁にしておくことが大切です。

 まだそれほど汚れていないと思っていても、毎日のように目にしていると意外と気付かないものです。他の賃貸物件と比べてみたり、専門家による建物診断を行うなど、客観的な目で判断するようにしましょう。


 大掛かりなリフォームをしなくとも、空室対策でできることは沢山あります。ライバル物件と比較して、どの部分で差別化することが望ましいのかしっかりと検討していきたいですね。



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