top of page

退去後の空室対策は 「住環境の見直し」で物件の価値をアップ!

 繁忙期が過ぎると、賃貸の動きが鈍くなります。転勤や入学、入社などのタイミングに上手く合わなかった物件は、しばらく空室になることもあるでしょう。

出来るだけ早く入居者が決まれば良いのですが、空室になっている時期を利用して、物件の付加価値を高めるリフォームを検討してみることも、空室対策のひとつの方法です。


▼水回りのリフォーム

 物件のリフォームで効果的なもの、特に女性に対して効果的なのは、キッチンやユニットバス、洗面所やトイレなどの水廻りです。

 一度に全てを入れ替えるのは、費用の負担も大きく難しいということでしたら、全体のリフォームの計画を持ちながら、急ぎ部分的に行うのが良いでしょう。

 中でも、キッチンやトイレの入れ替えは、優先すべき箇所です。


▼和室を洋室にチェンジ

 和室は子育て世帯や年配層には好まれるケースもありますが、幅広い世代に好まれるのはフローリングのある洋室です。スリッパなどを履いたまま移動できたり、掃除がしやすいことがその理由です。

 畳をフローリングに変え、押し入れをパイプハンガーを取り付けたクローゼット収納に変えることで、機能性がアップします。内装のクロスを張り替える予定があるなら、収納面の見直しも検討しましょう。


▼防音対策は好印象の可能性が高いリフォーム

 年々ニーズが高まっているのが、防音対策です。見た目の美しさは内見で確認できるものですが、音に関しては、入居後に初めて体験することが多く、音の不満で退去されるケースも少なくありません。

 特に、隣室や上階の生活音が頻繁に聞こえたり、サッシが古くて外部の音がうるさく感じるなどがよく聞かれる不満です。特に、築年数の古い木造アパートや、人や車の通りが多い物件は、防音対策を検討してみましょう。

 サッシをリフォームすることは、大掛かりになると考えるかもしれませんが、今は内側から短時間でサッシを取り付けて二重サッシにできる商品もあります。防音性の床板をフローリングの上に施工する方法もあります。工事も短期間で済むため、空室の期間を利用してみてはいかがでしょうか。


 空室の間も、物件の注目度を高めるために、住環境の整備をひ検討してみましょう。



閲覧数:0回

コメント


bottom of page