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空室対策の盲点⁉ LED化や駐輪場などの共有部を見直そう!

 入学や転勤シーズンが過ぎ、物件の動きが緩やかで「何か良い空室対策ができないか」と悩んでいないでしょうか?

家探しのニーズが少ない時期でも、選ばれる物件になるために、今回は共用スペースの空室対策をご紹介します。


▼なぜ共有スペースが大切なのか

 空室対策といえば、物件内部のリフォームばかりに注目しますが、物件を検討する潜在客は、物件の外回りも同時にチェックしています。

 部屋の中の様子はインターネットの情報で詳しく見ることができますが、物件の外回りや周辺環境は、直接見に行かないと、雰囲気がわかりにくいものです。

下見によってまず目にするのは物件の共有スペースになりますので、エントランスや駐輪場などの共有部分の雰囲気が、第一印象を決めてしまう可能性があるのです。

 では、具体的に、共有部でできる空室対策を紹介しましょう。


▼照明器具をLEDに変更

 現在新築されている物件は、LED照明が主流です。LED照明は、消費電力が少なく、蛍光灯の2分の1といわれています。

 使用頻度にもよりますが、LED電球は18年以上持つというデータがあります。

 電球交換の頻度が極端に少なくなりますので、高所や外部など交換しにくい場所は有効です。

また、LED電球は紫外線がほとんど出ないため、夜間よってくる虫が蛍光灯と比べて少なく、夏場の虫で困っている物件には効果的です。


▼駐車、駐輪スペースを整頓

 駐車スペースや駐輪スペースが整頓されているかを確認しましょう。駐車、駐輪スペースは、頻繁に利用されるため、細かな管理が行き届かず、雑然としてしまう場所です。

 繁忙期の入居者の入替わりで、不要自転車が放置されている可能性もあります。

 対策としてはスペースライン引きテープを貼ることや、駐輪スタンドを取り付けて、自転車置き場を決めること、入居者の自転車には登録シールを貼ってもらい、放置自転車と分かれば、処分することなどがあります。


▼物件は夜も確認する

 物件をチェックするときには、昼だけではなく、夜も確認しましょう。照明が周辺よりも暗くないか、防犯上の死角がないか、昼間だけでは気が付かない部分も、しっかりと確認して、効果的な空室対策をしましょう。



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