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『ニューノーマル時代の住まい探し賃貸編』 at home調査結果

 2022年も引き続きコロナ過の暮らしが続いています。繁忙期にもなり、間もなく入学や進学、入社、転勤時期などで物件の動きも慌ただしくなるでしょう。

 コロナ過を経験し、住まい探しもニューノマル時代となっています。今回は、at homeが調査した「住まい探しの今」をピックアップしてご紹介します。


▼若者の防災意識が上昇

 異常気象などによる自然災害のリスクが年々高まっていることの影響からか、若者の間でも防災意識が上昇しているという調査結果が出ています。

 具体的には避難場所やハザードマップなどの情報を備えたいと考えている方が増えているようです。大地震への備えや、河川の近くであれば避難経路の確認などの意識が、物件選びにも影響される可能性があります。防災への取り組みをアピールするなど興味を引くこともよいでしょう。


▼暮らしをイメージして探す

 今はインターネットから多くの情報を得ることができます。住まい探しにおいては、6割を超える人が、物件そのものの情報はもちろん、部屋のレイアウトや暮らし方について、実例など参考にしてイメージしてから住まい探しをする傾向になってるということが明らかになりました。

 SNSや雑誌などで事前にイメージを膨らませ、約7割の人がほぼイメージ通りの一人暮らしができていると回答しています。

 また、住所がわかればインターネットでグーグルマップを利用して現地を画像で確認できるため、自宅に居ながらほとんどの情報を集めて、住まい探しの準備をしていると考えられます。同じグーグルのビジネスサービスに口コミ情報もあります。会社やショップなどを利用した人の口コミ評価が掲載されており、参考にしている人が増加傾向にあります。


▼4割強が訪問社数が1社のみ

住まい探しというと、複数の不動産会社に問い合わせをしたり訪問したりするイメージを持たれているかもしれませんが、今はインターネットの情報で検討します。

 そのため、メールや電話の問い合わせは1社のみという人が約3割、訪問した不動産会社は1社のみという人が約4割という調査結果となっています。

 コロナ過で、対面を控えるという観点から、物件紹介には動画を活用してできるだけ臨場感を伝えたり、オンライン内見に対応したりと、不動産会社に訪問しなくても申し込みするかどうかを判断できる手段を整えておくのがニューノマル時代の住まい探しとなるでしょう。

 映える部屋づくりやホームステージングで暮らし方をイメージしやすくすることも決まりやすくす

る方法になっています。


参考:at home「ユーザー動向調査 UNDER30 2021 賃貸編」2021年6月調査n=1744」

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