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【空室対策】空室対策の重要ポイント◇空室対策のキーマンは誰?

「大家殺すにゃ刃物はいらぬ。部屋の3つも空けばよい」なんて言葉がぴったりくるように大家さんの一番の悩みは空室です。

 特に3か月も空室が続くと大家さんのモチベーションは下がります。そんなとき、大家さんはどのように行動したら良いでしょうか?


▼空室を埋めるためのキーマンは誰?

 それは不動産会社の営業マンです。実際にお客様と接して、部屋を案内する、契約をするのは不動産会社の営業マンです。

 一方、募集の時に大家が出来る事は戦略を立てる事です。実際にその戦略を実行するのは不動産会社の営業マンです。こういうと、謝礼とかお金の事とかを渡すこと考えるかもしれません。

 勿論お金がモチベーション向上に繋がる事もあるとは思いますが、やはり人間ですので、気に入った物件、決まりやすい物件を優先的に勧める事になると思います。

 ですから大家の役割としては営業マンが仕事をし易い環境を整備してあげる事です。そして、彼らがその部屋を好きになって優先的にお客さんに紹介して貰えれば最高です。

 それでは、その様にすれば気に入って貰えるようになるのでしょうか?例をいくつかご紹介します。


✔鍵は現場にキーボックスの中にいれて、鍵の受領の手間を省く

✔担当の営業マンにある程度の値引きの裁量権を持たす

✔部屋の特徴を書いたパンフを置いたり、POPを貼って担当外の(その物件に詳しくない)営業マンが案内する時でもお客様にきちんと説明できるようにする。

✔定期的に営業マンと連絡を取って、問題があればすぐに大家が対処する。


▼募集時だけでなく日頃の付き合いも大事

 募集と管理が同じ会社である場合、やはり日頃の付き合いも影響します。大家さんが出費を嫌って必要なメンテナンスを実施しなかったり、入居者からのトラブル報告を無視したりするような状況では営業マンはお客さんにその部屋を紹介するのは躊躇します。

 また、小さな事でも常に不動産会社に連絡、相談することも大事です。常に何かしらのやり取りをしていると相手も自分の物件を意識することになり、お客様へのお勧め物件に繋がります。

 繰り返しますが、常に不動産会社の営業マンが仕事をやり易い環境作りが大家の仕事ですので、それを意識して行動すれば空室はやがて埋まります。



 満室経営目指してお互い頑張りましょう。


不動産オーナー 加藤茂助



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