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「火災報知器」「消火器」 必要なタイミングで交換しましょう!

▼火災報知器の交換

 ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・♪

 ある日の夜、アパートの各部屋から警報音が一斉に鳴りだしました。

たまたまその日は日曜日。

部屋でくつろいでいた入居者はびっくりして部屋から飛び出しました。

 火災が発生したと思った入居者たちは慌てて外に飛び出してきたのでした。


 入居者の1人が、早速隣にある我が家まで知らせに来ましたが、煙がでていない状態で火災とは思えません。

 現場に行き状況を確認したら、各部屋に設置してある火災警報器(けむり完感知)が全部屋一斉に警報を発しているのを発見。早速ボタンを押して警報を止めました。

 実は、この警報器は寿命が10年で寿命が来ると警告音を発する仕様になっていました。どうやら各部屋とも同じ製造日だった為に寿命も同じ。それらが同時に鳴ったのでした。

 その後全部新品と交換しましたが、10年前に設置した頃のことはすっかり忘れていたので、いきなり警告音が出た時は状況を理解するのに時間がかかりました。

 皆さんの建物にも火災警報器が設置されていると思います(現在、火災感知器の設置は義務です)。ですので同時期に購入・設置したものは、この様に一斉に警告音が出ることがありますので、寿命が来る前に交換することをお勧めします。


▼消火器の交換

 昨年、退去時に管理会社から消火器の交換時期が過ぎていると指摘を受けました。

 調べてみると置いてある消火器は9年前のもの。製品のラベルには8年で交換との記載がありました。

 正直、消火器の寿命については意識していなかったのでびっくり。

 古い消火器の処分は、最初は粗大ごみで廃棄できると考えていましたが、しかし調べてみると自治体では引き取って貰えません。ですので処分するには専用の業者に有料で引き取って貰わねばならないとのこと。

 幸いにして、指摘を受けた管理会社で、処分費込みで交換してくれたので、手間なく交換できました。

 万が一火災が起こった時に消火器が機能しない状態だと被害が拡大する可能性があります。消火器も交換時期を点検して、入替えましょう。


不動産オーナー 加藤隆


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