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コスパのよい空室対策「費用を抑えた内装リフォーム」

 新型コロナの影響が長引く中、学生や新社会人が動き始める賃貸の繁忙期です。どのくらいの動きがあるか不安もある中で、大掛かりなリフォームでの空室対策は控えたいと考えている大家さんもいらっしゃるでしょう。

 そこで今回は、費用を抑えてお部屋の雰囲気を向上させるコストパフォーマンスのよいリフォームをご紹介していきます。


▼押入れ→クローゼットに変更

 収納力のある物件は、入居者からも高評価となる傾向があります。物件探しのときの間取りチェックの際は、収納スペースがどれくらいあるかなども細かく見ているものです。

 「収納力のある押入れがあるから大丈夫」と考える大家さんもいらっしゃるかしれませんが、入居者のニーズを考えると、最近はクローゼット型の収納が好まれています。

 クローゼット型の収納は、ハンガーにかける洋服以外に、収納ケースなどで自由に分類できることがメリットです。扉を折れ戸にして、大きく開口できる仕様にすると、取り出しやすく便利で入居者からの評価も得られるでしょう。


▼畳をフローリングに変更

 和室の部屋をフローリングに変えることで、洋室を希望する入居者へのアピールにつながります。以前は、洋室ひとつと和室がひとつという二部屋の間取りが主流でしたが、和室を好む入居者は大きく減少し、年配者と赤ちゃんのいる家庭を除けば、ほとんどの入居者はフローリングタイプの部屋を求めています。ベットやテーブルを配置する西洋的な暮らし方が多いため、畳からフローリングへのリフォームは空室対策におすすめです。


▼玄関ドアを交換

 リフォームというと、内装にばかり目が行きがちですが、玄関ドアをリフォームするという方法もあります。玄関は「住まいの顔」ともいわれる部分です。内装をきれいにリフォームしたからといっても、玄関ドアが古いままだと印象もよくありません。玄関ドアの枠を解体することなく交換できうる手軽なカバー工法もあります。

 玄関ドアの交換とともに、防犯性の高いディンプルキーなどを選択すれば、防犯対策もアピールできます。


▼TVモニター付きインターホンを新設

 防犯対策を高める設備として人気のTVモニター付きインターホンは、比較的設置が容易で安価に取り付けできます。来訪者が見えるモニター付きは今や必須の防犯対策といえるでしょう。


 短期間で手軽にできるリフォームで、繁忙期のチャンスを活かせるよう検討してみてはいかがでしょうか。

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