大学受験も本格的なシーズンに入りました。社会人も含めて新生活の申し込みが増える時期です。繁忙期中盤以降は物件の流れも慌ただしくなります。毎年のことではありますが、競争も激しくなるこの時期に、ライバルよりも優位に進めるポイントとして挙げられるのが退去後の修繕・クリーニングの段取りと早期成約です。詳しくご紹介していきましょう。
▼退去日の確認と施工日の確定
学生や転勤など退去が予定されている物件・号室については、退去予定のリストを作成し、退去申請が来ていない入居者には積極的に連絡をとり確認することが大切です。退去日が確定することで、早めの募集につながります。
退去日が先だからといって原状回復の工事やクリーニング施工日の段取りを後回しにしていると、繁忙期は施工店の予約がどんどん埋まっていき、工事が遅れる可能性があります。施工日程は前もって確保しておきましょう。
▼内見できる部屋を確保する
原状回復が遅れていて内見できなくても、別の部屋が内見できれば成約になる可能性が髙くなります。新生活での入れ替えは、退去日が遅くなることもありますので、同じ物件の中でも早めに内見できる物件を準備しておくのがおすすめです。
▼大学受験の合格発表が目安
受験生が本格的にお部屋探しをするタイミングは、試験日以降です。私立大学なら1月下旬から2月中旬ころまで、国立大学なら二次試験以降の2月下旬から3月初旬が家探しの時期です。
最近は受験の際に保護者同伴で滞在し、おおよその住環境を確認しながら物件候補をリストアップしておく傾向があります。合格発表はWEBで確認することが一般的となっているため、合格が確定したら電話での申し込みやオンライン内見を利用する場合もあります。合格発表までに内見できる物件を整えること、入居可能日を確定しておくことがポイントです。
▼入居可能日の確定が重要
物件探しをする人が入居日を確定したい理由には、引越しの日程を決めたいことが挙げられます。3月から4月初旬は引越しも大変込み合う時期です。早めに予約をしないと希望日が埋まってしまうというのが実情です。そのため、たとえ入居可能日が4月であったとしても、確定できることが重要になります。
▼繁忙期は早めに対応が肝心
早期の成約を獲得するには、退去日と原状回復の施工日を迅速に段取り、入居予定日を確定させることが肝心です。
最短で入居可能日を確定させられるように進めていきましょう。
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